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【エイチ・ツー豊洲店2025】7/13 生体紹介

皆さんこんにちは。エイチツー豊洲店、アクア担当の中村です。

7月も半ばとなり、夏休みが近づいてきた頃でしょうか?

今年の夏は避暑地がとても賑わいそうな予感がしています。如何せん絶対暑いだろうというのが目に見えているので、軽井沢といった有名な場所は人気になりそう。

個人的には奥多摩方面なんか好きですね。東京にも関わらず圧倒的な自然が出迎えてくれるあの地区は鍾乳洞もあったりして凄くゆったりできます。少し遠くはあるのですが、行って損はないはずです。

都会を離れて、山中の川辺でのんびり過ごす…そんな一日もあっていいのではないでしょうか。

さて、雑談?はほどほどに、今回は直近入荷組メインで生体をご紹介します。

 

 

ホラダンティア・アツコレイリー ¥380

学名 Horadandia atukorali

インド、スリランカ原産のコイ科の魚です。

1属1種で分類されている珍しい魚。体側に明るいグリーンが入る以外は透明な部分が大半を占めます。そのため非常に透明感の高い綺麗な魚の1種です。

この綺麗な体から、別名グローライトカープレットとも呼ばれます。他のミクロラスボラ系と比べると目立たない色味ですが、この透明な体は水草との相性がかなりいいです。

また、とても温厚なので同サイズの魚との混泳はほぼ確実に行えます。その上この手の種類でも丈夫な部類になるので、非常に飼育しやすい種類です。

水草の多い緩やかな水域で採取されるので、ソイルを敷いた水槽がおすすめです。

入荷が安定せず、中々出回らない珍しい種類でもあります。

 

 

 

バルーンプリステラ ¥1,500

学名 Pristella maxillaris ver.

とても透明感の高いプリステラという種の改良品種です。

原種の模様と透明感はそのままに、全体を丸くしたバルーンと呼ばれる体形になりました。

性格は穏やかで混泳もしやしやすく、原種同様比較的丈夫な種類なので飼育入門としても導入できます。また、群れたときの姿が愛嬌マシマシでかわいらしいです。

水草を齧ったりしないので、水草水槽と相性がいいです。体が透明なので、夏にピッタリな涼しい水景を創り出してくれます。

 

 

 

コバルトブルーアカラ ¥980

学名 Aequidens pulcher var.

ブルーアカラと呼ばれるシクリッドの仲間を改良した種類です。

原種はグレーや黒を基調とした体色に、メタリックな青い模様が入る形でしたが、本種では全身がメタリックブルーになるよう改良されました。また、調子がいい時は背ビレの縁がオレンジになり、一層綺麗になります。

ライトを反射した時の光沢は非常に美しく、水槽の華やかさを引き立ててくれます。

原種同様丈夫な種類なので、飼育難易度も低めです。ただ、混泳に関しては口に入るサイズは混泳不能です。誰かと一緒にしたい場合は注意しましょう。

全長は15cm前後と中型になります。あまり大型の水槽でなくとも飼育できるのも魅力でしょう。

 

 

 

ヒメニセモチノウオ ¥3,000

学名 Pseudocheilinus evanidus

インド洋や西部、中部太平洋に分布し日本近海でも見ることができるベラの仲間です。

ニセモチノウオと比べると、朱色一色の綺麗な体色、目の下に白線が走っていることが特徴です。海水魚らしい鮮やかな色合いはニセモチノウオに引けを取らないです。

結構臆病な性格をしており、急に水槽前に立つとサッと引っ込むことが多いです。実際の海中でも隠れるのが早く、中々捉えるのが難しいようです。ライブロック等隠れる場所があるとストレスを低減できるでしょう。

他のベラ同様同種間ではケンカしますが、他種とは比較的混泳できます。大型水槽であれば安心して行えます。ただ、エビ等甲殻類は食べられることが多いので注意です。

基本丈夫ですが、導入初期は敏感になるため注意。換水を定期的に行い綺麗な水を保つのが重要です。導入がうまくいけば、十分長期飼育を狙える種類です。

 

 

 

カスミチョウチョウウオ ¥9,800

学名 Hemitaurichthys polylepis

中部、西部太平洋に分布し、日本でも和歌山県以南なら見ることのできるチョウチョウウオの仲間です。

褐色の頭部と、白と黄色に塗り分けられた鮮やかな体色が特徴です。和名であるカスミチョウチョウウオは「海中が霞むほどの群れを作る」という面から名付けられました。ちなみに、英名では白い模様をピラミッドに例え「ピラミッドバタフライ」と呼ばれることがあります。

本種はチョウチョウウオの中でも珍しいプランクトン食中心です。なので、サンゴの種類によってはリーフタンクに入れることができます。また前述のように基本群れで生活するので、複数導入して群泳させることもできます。

水質に対して特別敏感な訳ではありませんが、他の魚と比べるとやや白点病等になりやすいです。導入初期、その後の安定期でも水質の悪化には注意。硝酸塩等を溜めすぎる前に排出しましょう。

 

 

 

ネオンドティーバック ¥19,800

学名 Pseudochromis aldabraensis

西インド洋や紅海に分布するニセスズメの仲間です。

ネオンブルーの模様とオレンジの体色が非常に美しい種類。また、ヒレを揺らす姿は優雅の一言。水槽のどこにいても一瞬で見つけられるでしょう。

本種は隠れ家を持つ種類です。ライブロックを筆頭にちょっとした空間を作っておくとすっぽり収まる姿を見ることができます。

また、縄張り意識が強めです。同種の混泳はもちろん、生活圏が被る種類や小さな水槽への導入は注意。大型水槽なら混泳の幅は大きく増えます。サンゴを齧ったりしないので、リーフタンクには問題なく導入可能です。

この手の魚は飛び跳ねることがあるので、蓋があると安心です。

 

以上で紹介を終わります。ご拝読ありがとうございました。

ご来店お待ちしております。