皆さんこんにちは。エイチツー豊洲店、アクア担当の中村です。
日が沈むのが早くなってきましたね。今まで明るかった時間に暗くなってると体内時計が狂いそうです。
あと、最近晴れの日が減りましたかね? 秋晴れの日は空がカラっとしていていい色しているんですが、こう曇り雨だと中々お目にかかれず・・・
台風も多くなってきましたし、早い所安定した天気になってほしい所です。
そろそろ紹介に移りましょう。今回も入荷組メインです。
クレニシクラ・コンプレシケプス ¥4980
学名 Crenicihla compressiceps
ブラジル原産の小型のパイクシクリッドの仲間です。
一般的なシクリッドと比べとてもシャープな体形が目を引くパイクシクリッド。その中でも黄色いヒレと、調子が上がると出てくる黄緑の体色が魅力。
本種は他のパイクシクリッドと比べると小型で、最大サイズは10cm前後と中々小柄。
性格は意外と大人しく、本種以上に大きい種類なら混泳可能な事もあります。
しかし、基本的に魚を食べる側なので、混泳向きではありません。
魚食なので基本はアカムシや生餌が餌になります。慣れた個体は人口の餌も食べることがありますが、餌付くまで時間がかかることがあるので注意。
トカンチンス川が生息地で、川底が砂になっている環境に棲んでいます。そのため、砂利水槽と相性がいいです。PHもなるべく中性付近を保てるといいでしょう。
スカーレットトリムプレコ ¥27,800
学名 Pseudacanthicus pitanga
南米原産のプレコの仲間。
ハッキリと見える硬そうな鱗や、赤く染まっていく各ヒレが特長。
プレコの中でも大きくなる種類で、最大40cmに達する個体もいます。
プレコなだけあって植物性の餌をよく食べますが、本種は動物性の餌も食べます。
プレコ向けタブレットだけでなく、アカムシといったものも定期的に与えるとより健康な食生活を保てます。
大型になだけあって成長するにつれ少し気象が荒くなります。中層を泳ぐ魚はあまり問題になりませんが、同じプレコや水底がメインの生活をする魚との混泳は注意が必要です。
また、本種はトゲがよく目立つ個体が多いです。混泳や本種の大きさも含めると、最低でも60cm水槽で飼育したい所です。
生息地は先ほど出てきたトカンチンス川。砂の水槽は勿論、ソイル水槽でも安定して飼育できます。
フルスポットロイヤルプレコ ¥30,000
学名 panaque sp.
コロンビアが原産のプレコの仲間。
先にご紹介したスカーレットトリムよりずんぐりとした巨体が目を引く大型のプレコ。
ロイヤルプレコは模様に様々なバリエーションがあり、本種は全身にスポット模様が入っている種類になります。
本種は凄まじい勢いで流木を削る事で有名。飼育の際、1本は琉木を入れましょう。
流木が必要である+本種の大きさを考えると水槽は最低でも90cm以上がオススメです。もし混泳なども考えるなら、より大きな水槽があると安心です。
水質ですが、管理面やプレコの性格的に砂を敷いた水槽がやりやすいと思います。そのため、水質は中性を目安にするといいです。
大食いであるため、木くずが良く出ます。そのようなチリをこまめに吸い出すとより安定して飼育できます。
ナイジェリアオーネイトキャット ¥7,500
学名 Auchenoglanis biscutatus
名前にある通りナイジェリア原産のナマズの仲間です。
突き出すような吻部が特長で、かなりユニークな外見をしています。
この口の形を活かして、砂の中の餌を探して食べています。
ナマズの仲間なので、餌は動物性の物になります。口に入れば魚も食べるので、本種より小さい魚は入れない方が無難です。
しかし反対に、同じくらい・本種より大きい魚とは混泳可能な場合もある大人しめな性格をしています。
アフリカ原産なので中性~の水質と相性がいいです。基本的には砂を敷いて飼育することになります。
ライムラス ¥2,100
学名 Halichoeres chloropterus
西太平洋に分布するベラの仲間です。
鮮やかな色合いが多い海水魚達ですが、本種は中でも珍しいライムグリーンの魚です。
基本的に大人しく、気が強い魚でなければ充分混泳可能。他の魚と比較的合わせやすいです。
サンゴを齧ることも無いので、リーフタンクも可能。しかし甲殻類を主食とするのでエビやカニとは相性悪めです。
生態的特徴として、砂に潜って寝ることがあります。飼育の際、体に傷がつかないサラサラとしたサンゴ砂を敷くと飼育しやすいです。
自然界では浅瀬の海藻の茂った場所に棲んでいます。そのためか、水質変化等に比較的強いです。飼育入門としてもオススメできます。
ただ、あまりに大きな水温変化などは苦手です。一定の環境を保つと良いでしょう。
エサは基本人工とし、たまにブラインシュリンプなどをあげるといいです。
テングカワハギ ¥3,000
学名 Oxymonacanthus longirostris
インド洋から西太平洋に分布するカワハギの仲間です。
特長は何といっても奇抜な色合い。絵本に出てきそうなオレンジのスポットに淡いグリーンの体色が不思議とかみ合った色になっています。
また、カワハギの仲間でありながらかなりスタイリッシュな体形をしています。
サンゴ礁を棲みかとし、そのエリア内を泳ぎ回って生活しています。なので、リーフタンクでの飼育にもできます。
ただし、主食がプランクトンやサンゴのポリプになります。特にサンゴは齧られます。食害を考えると、サンゴと同じ水槽は避けるのが無難でしょう。
餌はブラインシュリンプが食いつきが良いです。慣れると人工も食べるようになるので、必用に応じて慣らすか、慣れた個体をお迎えしましょう。
環境変化にはあまり強くありません。また、臆病な個体が多いので、なるべく広めの水槽で飼育すると安定します。
以上で今回の紹介を終わります。ご拝読ありがとうございました。
ご来店、お待ちしております。