皆さんこんにちは。エイチツー豊洲店、アクア担当の中村です。
あっという間に11月も過ぎて、いよいよ今年最後の月になろうとしています。
高校生の頃はもっと1年が遅かったような気がしたのですが、いつからこんなに早くなったんですかね?
少しぐらい時間にはのんびりしていて欲しいものですが…そうも言ってられませんね。
残り少ない2025年、健康に気を付けて参りましょう。
それでは、今回のご紹介に移ります。
ベタ・アピアピ ジェイド 1トリオ¥7,980

学名 Betta iaspis
ワイルドベタの1種です。
つい最近正式に記載されたピカピカの新種ベタになります。
コッキーナとよく似ており、色味や体格も同じような雰囲気を纏っています。
また、本種も非常に綺麗な青い目をもっており、暗がりでも輝いて見えてとても美しいです。
性格は非常に臆病で、常に何かの陰にいる印象です。水草などで隠れ場所を作ると落ち着きやすいです。
口が非常に小さいので与えるエサの大きさには注意。ブラインシュリンプなど小さくて栄養がしっかりあるものがオススメです。
エメラルドグリーンヒルストリームローチ ¥15,000
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学名 Gastromyzon lepidogaster
ボルネオ島原産のヒルストリームローチです。
この仲間で有名なボルネオプレコやベトナムプレコとは大きく変わった色味が特徴で、明るい緑色の体色を持ちます。
成長するにつれ色はより深くなっていき、飼い込んだ個体は名前通り見事なエメラルドグリーンを見せてくれます。
流れの強い場所に棲んでいるので、高水温はあまり得意ではありません。ヒーターを入れる際は水温の上り幅に注意しましょう。
また、時折飛び出してしまうことがあります。なるべく蓋を設けるようにしましょう。
クレニシクラ・ルグブリス ¥15,000
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学名 Crenicichla lugubris
南米原産のパイクシクリッドです。
大型になるタイプのパイクシクリッドで、20cmは優に超えていく大型魚になります。
この仲間の中だと赤くなることで有名で、完全に発色した個体は真っ赤なものやピンクのような強い色合いを見せてくれます。
見た目の割には温厚な性格で、同じサイズ感の魚となら混泳できる幅が意外と広いです。
しかしあくまでもシクリッドの仲間。小さい魚であれば食べてしまう事が多いので、中・大型の魚と合わせましょう。
ただ、非常に大きくなる種類です。水槽のサイズ感によっては、注意が必要かもしれません。
アケボノハゼ ¥8,400

学名 Nemateleotris decora
インド洋、西太平洋に分布するハゼの仲間です。
日本では、沖縄に生息しています。
見た目からなんとなく想像できるように、ハタタテハゼと同じグループの種類です。
体形はハタタテハゼと非常によく似ており、強いて言うならハタタテの部分はハタタテハゼより短い違いがあります。
しかし特筆すべきは何といってもその色合い。紫を基調としたその体色は所々に入るオレンジ色と合わさり見事なグラデーションを見せてくれます。
ちなみに、本種を発見されたのは、ハゼの研究で様々な成果を挙げられた上皇陛下です。名前を提案されたのは上皇后陛下とのことです。
あまり神経質な魚ではありませんが、気の強い種類とは混泳を避けた方が無難です。それ以外は大きな癖のない、比較的飼いやすい種類です。
クマドリキュウセン ¥2,500

学名 Halichoeres argus
インド洋から西太平洋に分布するキュウセンの仲間です。
エメラルドグリーンを基調とした明るい体色をしており、体の斑点模様が目を引きます。
雄、雌、幼魚で姿が変わっており、幼魚は一転して茶色と線状の模様、雌は暗めのエメラルドグリーンの半模様、オスは半模様と、頭部に不規則ではっきりした模様を持っています。
他のキュウセンと同様、夜間や危険を感じると砂に潜る習性を持ちます。体が傷つかないよう、サラサラした砂と相性がいいです。
少し気の強い種類なので、混泳には注意。混泳には広めの水槽が無難です。
ユカタハタ ¥12,000

学名 Cephalopholis miniata
インド洋から太平洋に分布するハタの仲間です。
最大30cmになる比較的大型な種類。赤い体に青い斑点が点在しているのが特徴です。
ハタの仲間でもかなり目立つ色合いをしており、シンプルな体系と相まって整った綺麗な姿をしています。
日本でも沖縄を中心に分布していたのですが、近年は生息域が北上しつつあり、伊豆大島でも見つかっているそうです。
エサは生き餌となっていて、基本小魚を食べています。基本丈夫なので神経質な面もあまりありません。強いて言うなら、混泳には不向きな種類という所でしょうか。
口に入るものは文字通りなんでも食べてしまうので、1匹でじっくり育てたい種類です。
ちなみに、アカミーバイという名前で市場に出回ることがあるそう。
他のハタの例に漏れず捌くと美味しいらしいです。しかし、この手の魚はシガテラ毒の可能性もあるので、気になった方は料亭などに行ってみるといいかもしれません。
以上で今回の紹介を終わります。ご拝読ありがとうございました。
ご来店お待ちしております。